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地球温暖化
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■地球温暖化
地球は、二酸化炭素やメタンなどの「温室効果ガス」によって、人間や動植物にとって住みよい温度に保たれています。 しかし、近年人間の活動が拡大して石油や石炭の消費が増大し、温室効果 ガスが大量に大気中に排出されているため、温室効果現象が強まって地球の温度が上昇する地球温暖化という現象が生じています。
その結果、地表の平均温度は、過去の100年間に約0.5℃上昇してしまいました。このままでは、100年後には、現在よりも約2℃高まると予想されています。氷河期でも今より3〜6℃低いだけでしたから、たった2℃の上昇でも、いろいろなところに深刻な影響が現れると考えられています。
 
【こんな影響】

陸地

蒸発や降雨といった水の循環が激しくなり、その結果、洪水が多発する地域がある一方、渇水や干ばつに苦しむ地域がでるといったように水資源のバランスが崩れると考えられます。
大気
対流圏や成層圏といった大気圏の温度構造が変化することなどにより、オゾン層にも複雑な影響が及んだり、光化学スモッグが発生しやすくなったりして、人の健康に影響を及ぼすことが考えられます。
海水の温度上昇により体積が増えたり、氷河が融けるなどして、海面 がどんどん上昇します。その結果、2100年には海面の水位が、現在より15〜95cmも上昇し、その後も上昇し続けると予測され、広大な面 積の砂浜が水没し、国土を失う国や、日本でも海抜ゼロメートル地帯が拡大したり、高潮や津波の影響を受ける地域が増大することが考えられます。  京都府では、1mの海面上昇により砂浜を完全に失うとされています。
動植物
温暖化すると、多くの植物は長い年月をかけて高緯度へ、また山の上の方に生育地を移動させて気候の変化に適応させようとしますが、高山植物や気候の変化にうまく適応できない植物では絶滅するものもあります。また、トナカイやホッキョクグマなどの極地周辺の動物が絶滅するおそれがあるほか、都市や海が障壁となって行き場を失う動物もあります。
さらに
熱帯産の病害虫が日本にも定着し、農産物への被害が増大したり、国内でもマラリアのような熱帯性の病気にかかる危険性も高まります。  私達の食卓も一変する可能性があります。例えば、マイワシ、サバなどの暖水性植物プランクトンを好む魚類が増え、ベニザケなどの漁場は北方に移動し、沖取りサケの漁獲量 は減ることが予想されます。米の品種も現在のジャポニカ米から、ピラフなどに向くインディカ米との掛け合わせ品種などに替わることも考えられます。
 
地球温暖化を深刻に受け止め、積極的に対応し、
次の世代へ美しい地球を引き継ぐ事は私たちの義務です。
【国の推進策】
 1)改正省エネルギー法によるエネルギー消費率の大幅改善
 2)省エネルギー基準等の強化
    自動車の燃料基準の強化
    家電・OA機器等の省エネルギー基準の強化
    住宅・建築物の省エネルギー基準の強化
    工場・事業場に於けるエネルギー使用合理化の徹底
    鉄道・船舶・航空機のエネルギー消費効率の形成
 3)インフラ整備等による二酸化炭素排出抑制型社会の形成
    二酸化炭素排出の少ない都市・地域構造の形成
    物量の効率化
    公共交通機関の利用促進
    交通渋滞の緩和
 4)産業界の行動計画の事後点検
 5)新たな省エネルギー型技術の開発・普及の推進
 
 
 
 

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